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白洲次郎 白洲正子 系図 (※転載禁止)



[系図1]


[系図2]


吉田茂との係わりに関して、白洲次郎は、

「吉田さんの奥さんは牧野伸顕の娘さんで、 牧野伸顕は鹿児島出身で、大久保利通の二男なのです。 (参照:大久保・牧野家系図

僕の女房は、やはり鹿児島出身で樺山愛輔の娘です。
そんな関係で牧野伸顕を知っておったから吉田さんも知っていたということです。

吉田さんが英国の大使をしている時分(昭和11~13年)によくロンドンに行ったんです。
そのころ、私は日産コンツェルンの外国関係の責任者だったんです。
まだ若くて、三十歳ちょっとくらいです。
その時分にロンドンに行ってよく話したりしまして、 はじめて大人の付合いがはじまったということでしょうね。」


上記[系図2]の樺山・川村家及び大久保・三島家はみな薩摩出身。

白洲次郎・正子の結婚式(昭和4年11月)は、当時、両家の事情もあり、 身近な二十人しか招待しないささやかなものであったが、 その仲人をつとめたのは、大久保利通三男・大久保利武侯爵夫妻。

一方、大正のはじめ、父・樺山愛輔が一番景気の良かった時代に 結婚した白洲正子の姉・泰子の夫は、日本郵船社長・近藤廉平の三男・廉治であり、 結婚式は、花形歌舞伎役者が舞うなど、それは豪華なものであった。

[なお、ここでは、本題からはずれるので多くは触れませんが、 昭和8年末に世間を騒がせた伯爵夫人・吉井徳子(柳原義光娘)の いわゆる“不良華族事件”には、奇しくも、この系図も関わっている。
ページを改めて簡単に描く事も、あるかもしれませんが。
大正天皇生母家ではあるものの、“白蓮事件”といい、何かとお騒がせな柳原家・・]


そして、薩摩閥・元老 松方正義家

[系図3]


余談であるが、松方正義の子孫の集まりに、その雅号を取って「海東会」というものがある。

八男・松方乙彦(日活社長/妻は山本権兵衛の娘)の曾孫、すなわち、松方正義の玄孫(やしゃご)には、
カルガリー冬季五輪(1988年)フィギュアスケート代表・八木沼純子がいる。

そらのる 1210追加

●白洲次郎家系図
白洲退蔵
白洲退蔵
三田藩大参事(家老職)、兵庫県初代県会議員、横浜正金銀行頭取(在任2ヶ月で辞任)/
白洲家は摂津三田藩(藩主・九鬼家)において代々儒官を務めた/
白洲文平(ふみひら) 退蔵長男/綿糸商、兵庫県多額納税者/
白洲長平・純平・十平・末子のきょうだいがある/
綿貿易商社「白洲商店」を設立、財を成すも昭和3年、金融恐慌のあおりで倒産/
妻・よし子との間に尚蔵・枝子・次郎・福子・三子の二男三女をもうける。
※[当時の人事興信録によれば、白洲文平の庶子(白洲次郎異母妹)に、「演子」と記載されている。上記系図3の「宣子」(参照:系図本)とは、どちらかが名前の誤りで同一人物なのか?あるいは、全く別人なのか?]
白洲次郎
白洲次郎
1902~1985/終戦連絡事務局次長、経済安定本部次長、初代貿易庁長官、
講和全権委員顧問、東北電力会長、大沢商会会長/吉田茂の側近・懐刀、通産省創設/
イギリス滞在中に、セール商会取締役となり、帰国後、日本食料工業、日本水産 各取締役、帝国水産統制会理事などを務めた。
敗戦後、吉田茂が駐英大使時に親密になった縁で、終戦連絡部中央事務局参与に起用され、事務局次長、経済安定本部次長、昭和23年11月~24年2月には、初代貿易庁長官を務めた。
この間、 吉田茂首相の命を受けてGHQなどとの渉外事務を一手に扱い、“吉田茂の懐刀”と言われた。24年退官後、東北電力会長に就任。
サンフランシスコ講和会議には、全権委員顧問として出席した。
象徴天皇制、戦争放棄条項など憲法秘話の生き証人として知られた。
関連本:白洲次郎
白洲次郎 占領を背負った男」北康利/著
レジェンド 伝説の男 白洲次郎 」北康利/著
風の男 白洲次郎」青柳恵介/著
白洲正子
白洲正子
1910~1998/随筆家、評論家、こうげい社社長/
母・常子は川村純義長女。母は歌人・佐佐木信綱門下で、九条武子や柳原白蓮とも親しかった。
常子の妹・花子は柳原義光(白蓮の兄)の後妻。白洲正子とは、血はつながっていないが、「おどん」と呼ばれた義光二女・従姉の吉井徳子とは幼い頃から親しかった。/
4歳より梅若宗家で能を修業し、女性として初めて能楽堂の舞台に立った。
女子学習院卒後、父・樺山愛輔(伯爵)に従って14歳で渡米し、寄宿制のハートリッジスクールを卒業。
昭和4年19歳で結婚。帰国後も能の稽古を続けるとともに、日本の風土や宗教、美術工芸などを広く追求。
戦後、小林秀雄、青山二郎らの文士集団・青山学院に入り、文学修業。
18年「お能」を処女出版。「道」「きもの随筆」「忘れ得ぬ人」「明恵上人」「西行」「かくれ里」「老木の花・友枝喜久夫の能」などの他、能学、芸術関係の著書や、「白洲正子自伝」、夫の伝記「風の男 白洲次郎」などがある。
平成13年旧邸が記念館「武相荘」として開館した。
白洲正子
白洲正子自伝
樺山資紀(すけのり)
樺山資紀
海軍大将、海相・内相・文相、台湾総督、警視総監/
伯爵/薩摩出身
樺山資紀|近代日本人の肖像
樺山愛輔(あいすけ)
樺山愛輔
国際文化会館理事長、日本製鋼所会長、国際通信社創立・社長/伯爵
ロンドン海軍軍縮会議日本全権委員随員
樺山丑二(ちゅうじ) モルガン銀行顧問/
妻・梅子は日本石油社長・貴族院議員橋本圭三郎の四女
川村純義(すみよし)
川村純義
海軍大将、枢密顧問官/伯爵/薩摩出身
明治天皇の命で迪宮(昭和天皇)・淳宮(秩父宮)の養育掛りをつとめた。
関連系図
白洲春正 東宝東和相談役・社長/長男
白洲兼正 シーアフェアーズ社長/次男
白洲信哉(しんや) 細川首相公設秘書/兼正長男/
日本文化をいろいろな角度からプロデュースし、その保存と継承に力を注ぐ。
白洲信哉
白洲正子の贈り物
小林秀雄 美と出会う旅
牧山桂子(かつらこ) 旧白洲邸 武相荘館長/長女(第三子)/夫・牧山圭男(よしお)は元ヤナセ勤務/
牧山桂子
次郎と正子―娘が語る素顔の白洲家
白洲次郎・正子の食卓
白洲正子のきもの」白洲正子、他/著
小林豊造 日本ダイヤモンド株式会社創立者/
小林秀雄
小林秀雄
文芸評論家/
小林秀雄
作家の自伝 (92)」佐伯彰一/著
高見沢潤子
高見沢潤子
劇作家、評論家、随筆家/
■参照:「高見沢潤子」(「歴史が眠る多摩霊園」)
高見沢潤子
永遠(とこしえ)のふたり―夫・田河水泡と兄・小林秀雄
兄 小林秀雄
のらくろ ひとりぼっち―夫・田河水泡と共に歩んで
田河水泡
田河水泡
漫画家、「のらくろ」の作者/本名・高見沢仲太郎/
■参照:「田河水泡
田河水泡
のらくろ一代記―田河水泡自叙伝
堤康次郎
堤康次郎
西武創業者、衆議院議長/
堤康次郎
堤康次郎と西武グループの形成」大西健夫、他/著
野望と狂気―「西武」の創始者-堤康次郎・波瀾の生涯」永川幸樹/著
堤清二
堤清二
セゾン文化財団理事長、詩人・作家、西武セゾングループ代表/筆名・辻井喬/
西武鉄道グループ堤義明の異母兄/
著書・関連本堤清二辻井喬
父の肖像
風の生涯(上・下)」(モデルは水野成夫)
堤清二とセゾングループ」立石泰則/著
水野成夫
水野成夫
産経新聞・フジテレビジョン社長/財界四天王の一人
前田・水野・鹿内とサンケイ」菅本進/著
財界四天王―保守本流を支えた財界人脈」山下剛/著
財界四天王の遺訓」三鬼陽之助/著
水野誠一 株式会社IMA代表、参議院議員、西武百貨店社長/
■「MIZUNO'S SCAPE
ロフト・グラフィティ―「ほしいもの」探しの時代
ネオ・アキンドノオト―成熟化時代の「超」百貨店論
木内みどり
木内みどり
女優/
DVD:木内みどり
木内みどり
近藤廉平
近藤廉平
日本郵船社長、キリンビール会長/男爵/
妻・従子は三菱財閥幹部・豊川良平(岩崎弥太郎従弟)の妹
人物で読む日本経済史 (第12巻) 男爵近藤廉平伝
近藤廉治 朝日理化工業社長、小松製作所取締役、東京計器製作所監査役/
大久保利通
大久保利通
参議、内務卿/維新の元勲
関連DVD
NHK「その時歴史が動いた」 この難を逃げ候こと 本懐にあらず~改革者・大久保利通 暗殺の悲劇~
大久保利通
牧野伸顕
牧野伸顕
文相、農商務相、外相、内大臣、宮内大臣、外交官/大久保利通次男/
薩摩藩士で親戚の牧野家を継ぐ/伯爵/
第一次大戦後のパリ講和会議次席全権。
閣僚を歴任、明治・大正・昭和の政治・外交・宮中などに深く関わった。
関連系図
牧野伸顕日記
牧野伸顕関係文書目録 (1)
大久保利武
大久保利武
鳥取・大分・埼玉、大阪府知事、農商務省商工局長、貴族院議員/大久保利通三男/
利通長男・利和(としなか)に嗣子が無く昭和3年に家督を相続/侯爵/
英独語に堪能であり、伸顕とともに開明派・国際派の一翼を担う官吏であった。
大久保兄弟の結束は固く、伸顕が表舞台で活躍すれば、利武が蔭で支えた。
日赤をはじめ社会事業に大きく貢献。
三島通庸(みちつね)
三島通庸
警視総監、内務省土木局長、各県令を歴任/子爵/薩摩出身
山を貫く」もりたなるお/著
「土着の反権力闘争と民乱 共同体の復権を求めて」川合貞吉/著
麻生太賀吉(たかきち)
麻生太賀吉
麻生セメント会長、衆議院議員/麻生コンツェルンは九州一の財閥といわれた
麻生和子(妻)/著「父 吉田茂」
麻生太郎
麻生太郎
首相、外相、衆議院議員(自民党)/
麻生太郎関連系図
麻生太郎
麻生太郎の原点祖父・吉田茂の流儀
とてつもない日本
自由と繁栄の弧
柳原前光
柳原前光
元老院議長、枢密顧問官/妹・愛子(なるこ)が大正天皇生母/伯爵
柳原義光 貴族院議員/伯爵
柳原白蓮
柳原白蓮
明治~昭和期の歌人/前光の次女/本名・燁子(あきこ)/
関連系図
恋の華・白蓮事件」永畑道子
白蓮れんれん」林真理子
恋ひ歌―宮崎龍介と柳原白蓮」斎藤憐
松方正義
松方正義
首相、蔵相、内相、元老/公爵/
明治天皇から子どもの数を尋ねられ、即答できなかったという有名なエピソードを持ち、子だくさんで、子孫は壮大な拡がりを持つ。
松方正義
絹と武士」ハル・松方・ライシャワー/著
松方正義―我に奇策あるに非ず、唯正直あるのみ」室山義正/著
九鬼隆義
九鬼隆義
貴族院議員/摂津三田(さんだ)藩最後の藩主/子爵
藩主になり、白洲退蔵と小寺泰次郎とを重用し、藩の近代化にあたった。
松方幸次郎
松方幸次郎
川崎造船所社長、衆議院議員/正義三男/
第一次大戦から戦後にかけて、欧州各地で収集した美術品が松方コレクションであり、国立西洋美術館の母胎となった。
松方幸次郎
火輪の海―松方幸次郎とその時代(上・下)」神戸新聞社/編
幻の美術館―甦る松方コレクション」石田修大/著
松方正雄
松方正雄
浪速銀行頭取/正義四男
大阪野球倶楽部(阪神タイガースの前身)初代会長で、昭和62年野球殿堂入りを果たした。
松方正雄 (「殿堂一覧|財団法人野球体育博物館」)
松本重太郎(じゅうたろう)
松本重太郎
第百三十国立銀行創立・頭取、大阪紡績・山陽鉄道・南海鉄道社長、衆議院議員/
明治期の関西財界の重鎮 “西の渋沢栄一”/
気張る男」城山三郎/著
松本枩蔵(まつぞう) 九州電気軌道社長/松本重太郎の養嗣子
井上保次郎
井上保次郎
東洋製紙創立者/松本枩蔵の兄/
家業の両替商を営み、明治19年愛知県半田の第百三十六国立銀行を継承して経営。
28年井上銀行と改称、33年百三十六銀行に合併した。
その後、巻煙草用紙の製造を計画、39年東洋製紙会社を設立、優良紙製造の成功、専売局の用紙全部を納入した。また、九州、山陽、関西各鉄道会社、日本貯蓄銀行などの重役を務め、関西実業界に重きをなした。
松本重治(しげはる)
松本重治
同盟通信社常務理事、国際文化会館創立者・理事長、ジャーナリスト/
松本重治
昭和史への一証言
新井領一郎 在米貿易商、横浜生糸創業者・会長/
20歳でアメリカに渡り日本からアメリカへの生糸の直輸入を始めた。
また、日米両国の経済関係の発展に主要な貢献。
明治日米貿易事始―直輸の志士・新井領一郎とその時代」阪田安雄/著
絹と武士」ハル・松方・ライシャワー/著
牛場卓蔵
牛場卓蔵
山陽鉄道会長、衆議院議員/
牛場徹郎 横浜生糸重役/牛場四兄弟(友彦・道雄・信彦・大蔵)の父
牛場友彦
牛場友彦
近衛首相秘書官、日本輸出入銀行監事、アラスカパルプ副社長/
徹郎長男/
牛場信彦
牛場信彦
外交官、対外経済担当相(福田赳夫内閣)、駐米大使、通商産業事務官・通商局長/
徹郎三男/
外交の瞬間
松方正熊(しょうくま) 帝国製糖社長/
ハル・ライシャワー
ハル・ライシャワー
駐日米大使夫人、ジャーナリスト/
ハル・ライシャワー
二つの祖国で―ハル・ライシャワー物語」石村澄江/著
ハル・ライシャワー」上坂冬子/著
エドウィン・ライシャワー
エドウィン・ライシャワー
駐日米大使、ハーヴァード大学教授/
エドウィン・ライシャワー
松方三郎
松方三郎
共同通信社専務理事、ジャーナリスト、日本山岳会会長、エベレスト登山隊長/
本名・義三郎/正義十三男、長兄・松方巌より家督を相続/
松方三郎
(肩書き・役職の「元・前」は基本的に省略|人物解説リンク:コトバンク/amazon[名前で検索])





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●参考文献
白洲次郎 占領を背負った男北康利
風の男 白洲次郎」青柳恵介
白洲正子自伝」白洲正子
プリンシプルのない日本」白洲次郎
歴史街道 2006年 08月号 特集・白洲次郎 [雑誌]
こんな男になりたい」馬場啓一
堤清二・義明これからこうでる」真鍋繁樹
公爵家の娘―岩倉靖子とある時代」浅見雅男
明治・大正・昭和華族事件録」千田稔
「歴史読本 華族 近代日本の新名家」1993年1月号
「ヘボン塾につらなる人々」原豊
火輪の海―松方幸次郎とその時代(上・下)」神戸新聞社/編
気張る男」城山三郎
絹と武士」ハル・松方・ライシャワー
ハル・ライシャワー」上坂冬子
20世紀日本人名事典」日外アソシエーツ
コンサイス日本人名事典」三省堂
遊鬼―わが師わが友」白洲正子
他、系図関連本