近現代・系図ワールド
政治家系大事典

スマホ等でご覧の場合、「下に送る、拡大・縮小する」等は、系図外の部分をなぞって下さい。

スポンサーリンク

綿貫民輔 系図 (※転載禁止)




綿貫民輔の父、トナミ運輸創業者・衆院議員綿貫佐民は、元々の名を、南佐民といった。

佐民は、淡路島で、男3人女4人・7人きょうだい、南家・三男に生まれた。
父は自由民権家の南嘉五郎。兄二人の名は鉄太郎(衆議院議員)、象二郎と言った。
南家は楠木正成の系譜を引く兵庫県淡路島の名門であったが、 後に綿貫佐民は、富山県で、綿貫家の家督を継いだ。

(※楠木正成は湊川の戦いで戦死。『しかし、正成の弟の太郎は、家臣とともに ひそかに小船で敗走した。そして命からがらたどりついたのが、淡路島南部の賀集村だった。
彼らはこの地で新たな生活を始めようとする。しかし時はすでに北朝の世の中である。
土地の人々は太郎たちが朝敵となった楠木正成の姓を名乗りつづけることに難色を示した。
そこで「楠」から木へんをとって「南」と名乗ったのが南家のそもそもの始まりだと伝わっている。
限りなき道を―わが戦後史と日本国憲法」南義弘/著』)

トナミ運輸会長・南義弘は、「富山県人名録 1996」によれば、 綿貫民輔は従兄弟となっており、両親は、「父 信一 母 あやの」と記載されている。

母・あやのが、綿貫佐民の姉であり、父・信一も上記流れをくむ南姓の親戚同士であり、 いわゆる淡路南家といわれ、淡路島で南姓はこの二軒だけという。

他にも、南義弘の従兄弟には、浜田駿吉(オーエム製作所社長/明治43生)、 加藤友保(ダントー社長/大正11生)の名が、上記・富山県人名録に、記されている。

ちなみに、浜田駿吉は、若かりし頃、ホッケー日本代表として、 ロサンゼルス五輪(S7年/銀メダル)、ベルリン五輪(S11年)に出場した。

日本紳士録、人事興信録等によれば、、 浜田駿吉の父・浜田長策は、千代田生命専務であり、 人事興信録(大正7年)には、その妻・しげこは、南嘉五郎二女とある。

また、加藤友保の父・加藤淳一(加藤善太郎長男)は、淡路銀行・淡路製陶各取締役、 淡路鉄道創立者の一人であり、人事興信録(大正7年)には、 その妻・みちゑは、南要吉二女とある。

すなわち、綿貫民輔、浜田駿吉は、トナミ運輸・南義弘の“母方いとこ”であり、 加藤友保は、“父方いとこ”ということであろう。

兵庫・淡路島の近現代史を知る上で、重要な系図では、なかろうか。


そらのる 1210追加

●綿貫民輔家系図
綿貫栄 金名鉄道、加越鉄道各取締役、金沢新報社理事、トナミ運輸第2代社長、井波八幡宮(富山県)宮司、井波町長/妻は小島重延長女/
広大な山林を所有し、金沢市で映画館を経営、能登鉄道、金名鉄道の建設にも関わる実業家としても知られた人物であった。
南嘉五郎 兵庫県議、自由民権家、漁業組合長/
3男4女の父(長男・鉄太郎、次男・象二郎、三男・佐民)/
南家は淡路島の素封家で、造り酒屋と郵便局、漁業を営んでおり、嘉五郎は、自由党左派の闘士として知られた。
淡路鉄道の設立にもたずさわった。(淡路鉄道は昭和41年に全線廃止。淡路交通として現在はバス事業を中心におこなっている。)
南鉄太郎 1887~1944/衆議院議員(翼賛政治会/当選1回)/綿貫佐民の長兄
東京帝大独法科卒、同大学院に学び、大正2年海軍経理学校修了/
海軍中主計より海軍主計少佐に累進、その間、第12駆逐隊主計長、南洋群島防備隊附、海軍経理学校教官、同監事を歴任し、退官後、弁護士の業務に従事、司法省委員となる。
昭和17年、第21回衆議院議員選挙で当選。19年9月没。
綿貫佐民(すけたみ) 1896~1950/衆議院議員(当選2回)、トナミ運輸(砺波運輸)創業者・社長、富山県議/
慶大理財科卒/旧姓・南。7人きょうだい(3男4女)の三男/
妻・かずは綿貫榮長女。綿貫家に養子入り/
大正10年慶大卒後、東山見村会議員、富山県会議員を務む。
また、青島貯木場・庄川林業・合同木材・飛州木材・塚田木工、中越機業・木曽振興・中越通運・富山県食品工業各取締役、金名鉄道・加越鉄道・井波機業・砺波運輸各社長を歴任す。
立憲政友会富山県支部幹事長、日本自由党幹事、政調会林業部長となる。
昭和25年9月7日死去。
綿貫民輔
綿貫民輔
衆議院議員・議長、富山県議、トナミ運輸第3代社長/
昭和2年生。妹3人の4人きょうだい/慶大経済学部卒/
衆議院議員当選13回。平成21年落選。
綿貫民輔
わが半生の記
綿貫勝介 トナミホールディングス、トナミ運輸各社長/民輔長男
浜田儀一郎 1842~1914/衆議院議員(自由党/当選1回)、兵庫県議/
漢学、数学及び剣、槍、柔、砲、弓、馬の諸術を修める。
公立洲本中学校学務委員、兵庫県議、同常置委員、同副議長となる。
明治27年、第4回衆議院議員選挙で当選。
浜田長策
浜田長策
1872~1926/千代田生命専務/浜田儀一郎長男/
妻・成子(しげこ)は南嘉五郎二女
浜田駿吉 1910~2009/オーエム製作所社長、大和紡績常務/長策次男/
妻・政子は田宮猛雄(国立がんセンター総長)長女
妻の妹・昭子の夫は小村康一(外交官、拓大総長)
南信一 南満州鉄道役員、昭和製鋼所理事、鉄道院(のちの鉄道省)技師/
北海道帝大卒/南義弘の父
南義弘 トナミホールディングス会長、トナミ運輸社長・会長、高岡商工会議所会頭/
大正12年生。千葉工業大学冶金科卒/
妻・このゑの実家は製塩業(廃業)で、福良町(現・南あわじ市)町長の娘。
妻の伯父には日田重太郎(出光興産創業者・出光佐三に資金を提供した人物)/
甥に俳優の山口崇(淡路島出身)/
母・あやのは南嘉五郎三女。父・信一も南家で親戚同士。
どちらも、代々造り酒屋などを営んできた旧家で、家紋は流れ菊水。
江戸時代まで小刀を帯びることを認められていた。
限りなき道を―わが戦後史と日本国憲法
南信弘 トナミ商事社長/義弘長男
綿貫武 トナミ運輸副社長/大正2年生
綿貫榮の弟・靱負(妻は小島重延二女)の子息?
(肩書き・役職の「元・前」は基本的に省略|人物解説リンクコトバンク/amazon[名前で検索])





カスタム検索




スポンサーリンク

政治家系大事典
あ行 か行 さ行 た行
な行 は行 ま行 や行
ら行 わ行 系図でみる近現代
近現代・系図ワールド
華族一覧
TVドラマ相関図
タカラヅカ人脈
「ザ・ベストテン」4要素大研究

スポンサーリンク

内容は基本的に書籍、新聞・雑誌等の文献、ネット上の新聞社・出版社、人物に関する公式サイト等、TV番組なども、参考に描いております。また、家系図に登場される方からの情報の場合もあります。


人物解説リンクは正式・正統な人物事典であるコトバンクにリンクを貼っています。



文章および画像の盗用(家系図のコピペ等)は、明確な著作権違反です。無断転載、一切、お断りいたします。


当サイト・ページのウィキペディアへの掲載は、一切、お断りいたします。

当サイトは著作権法に基づき、robots.txtで、日本系・外国系を問わず、ウェブ魚拓を拒否しております。


2014(平成26)年に最終改訂されている著作権法第七章第四条の四で、『robots.txtで情報の収集を拒否するページの情報収集の禁止』が定められています。
すなわち、ウェブ魚拓を取った者は、著作権侵害者になります。ご注意下さい。


ご理解の程、よろしくお願いいたします。





 

●参考文献
「富山県人名録 1996」北日本新聞社
日本の創業者―近現代起業家人名事典」日外アソシエーツ
わが半生の記」綿貫民輔
議会制度百年史 (衆議院議員名鑑)
新訂 政治家人名事典 明治~昭和」日外アソシエーツ
激動の日本政治史―明治・大正・昭和歴代国会議員史録
兵庫県風土記
人事興信録
日本紳士録
北日本新聞


●花本さまより情報をいただきました。
限りなき道を―わが戦後史と日本国憲法」南義弘