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市川猿之助~香川照之 系図 (※転載禁止)


梨園家系図 市川猿之助
中村勘三郎松本幸四郎市川団十郎尾上菊五郎 家系図

[系図1]


平成24年、市川亀治郎が猿之助襲名、俳優・香川照之が歌舞伎界進出

平成24年年6月、「初代市川猿翁 三代目市川段四郎五十回忌追善興行」で、 市川亀治郎が、四代目市川猿之助(えんのすけ)を襲名。
同時に三代目市川猿之助が、二代目市川猿翁(えんおう)に、 その息子で俳優の香川照之が、九代目市川中車(ちゅうしゃ)を襲名。
また、香川照之の長男・香川政明も、五代目市川団子(だんこ)として初舞台を踏む。

なお、香川照之の息子、香川「政明」“政”は、 香川照之の父、祖父、曽祖父の本名より取って、名づけられた。
ここに香川照之の思いが詰まっている。

曽祖父・二代目猿之助(初代猿翁)  「政泰」
祖父・三代目段四郎         「政則」
父・三代目猿之助(二代猿翁)    「政彦」


[系図2]


女優・高杉早苗

4代目市川猿之助(前・亀治郎)及び、香川照之(9代目市川中車)の 父方祖母にあたるのが、女優・高杉早苗。([系図1]参照)

2012年11/5放送、NHK『ファミリーヒストリー』
「市川猿之助~歌舞伎を支えた女たち~」によれば、
祖父・3代目市川段四郎と、祖母・高杉早苗の結婚のなれそめは、こうである。

父である2代目市川猿之助より、結婚を催促されていた3代目市川段四郎は、 当時のトップアイドル、女優・高杉早苗との結婚を切望した。
そして、そこで動いたのが、 段四郎の祖母・古登(喜熨斗古登子)の前夫との間の娘・赤倉辰子であった。
実は偶然にも、段四郎と高杉早苗、二人の間には、赤い糸が・・、
いや、二人の間は、系図で繋がっていたのである。

赤倉辰子の三女・安子は、清水家に嫁いでいた。
そして、その夫・清水清秋の妹(養妹)が、 清水弘子、芸名・高杉早苗、女優その人であった。

以下、「週刊新潮」1995年12/14号[墓碑銘/高杉早苗]より、一部抜粋。

『一般的な経歴によると高杉早苗さん(本名・喜熨斗ヒロ)は、東京・浅草生れ。
商事会社を経営する清水家の三人きょうだいの長女で、 天真爛漫、わがまま放題に育ったことになっている。

ところが、 「母は養女だったんですよ」
と長男の市川猿之助(3代目)さんは語り始めるのだ。
「栃木県足利の旧家の出なんですが、そこが没落して、 子供の時に清水家に貰われてきた。
まあ女中代りですよ。子守したりね。とても苦労したというんですが、 母は天性の楽天家でしたから、それでやってこられたわけです」

やがて清水家の会社が経営破綻し、養母が待合を始めると、 彼女も新橋のダンスホールでダンサーとして働くことになった。
そしてたまたま訪れた松竹幹部の目にとまり、映画界入りするのである。
近代的な整った顔立ちで、戦前の美人スターの代表格だった彼女は、 意外にも5年足らずしか映画界で活躍していない。
昭和9年に松竹に入社し「隣の八重ちゃん」でデビュー。
翌々年の「家族会議」でスターの地位を確立するが、 昭和13年にはあっさり引退し結婚してしまう。

その相手というのが、梨園の名門沢瀉屋の三世市川段四郎丈。
清水家と市川家は縁戚関係で、段四郎丈はその昔、 「半分恋愛で半分見合結婚」と、その経緯を語っている

結婚後は、父の初世猿翁丈の希望で家事に専念。
昭和14年に政彦(猿之助)、16年に靖子、21年に宏之(段四郎)が生れた。』

葬儀レビ 1210追加

●香川照之・市川猿之助家系図
市川段四郎(2代目)
[市川猿之助(初代)]
市川段四郎(2代目)
歌舞伎俳優/本名・喜熨斗(きのし)亀治郎/
前名・初代市川猿之助
喜熨斗古登子
(きのし ことこ)
市川段四郎(2代目)の妻・古登/旧姓・赤倉/
舞踊家花柳寿輔の高弟で、吉原の妓楼・中米楼(なかごめろう)の娘/
吉原夜話」を語り新聞連載した。
市川猿之助(2代目)
市川猿之助(2代目)
歌舞伎俳優/初代市川猿翁/本名・喜熨斗政泰/
先妻・ハル、後妻・斤子/
2代目市川段四郎の長男。11人の弟妹がある。
初代市川猿翁
市川寿猿(初代) 歌舞伎俳優
市川中車(8代目)
市川中車(8代目)
歌舞伎俳優、立花流(日本舞踊)宗家/
二代目市川段四郎の三男、二代目市川猿之助の弟/
娘・貞子はアメリカ在住。夫はアメリカ人。
八代目市川中車
市川小太夫(2代目) 歌舞伎俳優/
二代目市川小太夫
市川蝙蝠(2代目) 歌舞伎俳優/
二代目市川蝙蝠
喜熨斗勝 歌舞伎評論家
市川段四郎(3代目)
市川段四郎(3代目)
歌舞伎俳優/本名・喜熨斗政則/
2代目市川猿之助(初代市川猿翁)の長男。母はハル/
妻は女優・高杉早苗/
三代目市川段四郎
高杉早苗
高杉早苗
女優/平成7年死去/
ダンスホールのダンサーを経て、昭和9年松竹蒲田撮影所に入社。
「隣の八重ちゃん」(島津保次郎監督)でデビューし、
同年「山は夕焼」(佐々木啓祐監督)に初主演。
以後、「左うちわ」「あこがれ」(10年)「大学よいとこ」「家族会議」(11年)「朱と緑」(12年)
「七彩の虹」(24年)「男の哀愁」(26年)など、堅実な準主演格の女優として活躍。
この間、13年に3代目市川段四郎と結婚。
夫亡きあとは澤瀉屋(おもだかや)の発展に専心し、
長男・3代目猿之助、次男・4代目段四郎を育て上げた。
近年は活躍をテレビドラマに移し、「女人武蔵」(フジ)「女がふりむくとき」(フジ)ほかに出演。
(「芸能人物事典 明治大正昭和」日外アソシエーツ)
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市川猿翁(2代目)
市川猿翁(2代目)
歌舞伎俳優/前名・3代目市川猿之助/本名・喜熨斗政彦/
スーパー歌舞伎創始者
二代目市川猿翁
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浜木綿子
(はま ゆうこ)
浜木綿子
女優、タカラジェンヌ(昭和28~36年/娘役トップスター)/
昭和40年市川猿之助と結婚、43年離婚/本姓・香川/
昭和28年宝塚歌劇団に入り、同年4月宝塚大劇場で初舞台。
娘役トップスターとなり、34年芸術座「がめつい奴」などに外部出演の後、
36年宝塚を辞めて東宝演劇部専属となる。以後芸術座出演が多く、
主演女優として数多くの演技賞を受賞。代表作は「湯葉」「萬大屋お吟」
「しぐれ茶屋おりく」「芝桜」「人生はガタゴト列車に乗って・・・」などで、
喜劇も悲劇もストレート・プレイもなんでもこなす芸達者。
テレビは東芝日曜劇場や「監察医・室生亜季子」「婦長物語」
「おふくろ」「保険調査員」各シリーズなど数多く出演。
(「テレビ・タレント人名事典 第6版」日外アソシエーツ)
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浜由理子 タカラジェンヌ(昭和36~38年)/浜木綿子の妹
[香川照之]
市川中車(9代目)
香川照之
俳優/東大卒/妻・知子はJALの元CA[平成7年12月、香川の誕生日に結婚(入籍)]/
平成24年6月、歌舞伎界に進出。9代目市川中車を襲名。
香川照之 テレビドラマ相関図
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市川団子(5代目) 香川照之の長男。本名・香川政明/平成16年生/
(「文藝春秋 2011年 04月号」[現代の家系 第二回・香川照之]より)
『香川は今、親交のある十一代目市川海老蔵の妹である
舞踊家・市川ぼたんのもとに息子を通わせているという。
歌舞伎役者として初舞台を踏ませる日は、もしかしたら近いのかもしれない。』
市川靖子 女優/
昭和44年川合伸旺と結婚。同年から1年間、テレビ「11PM」のホステスを務めた。
その後、子育てのために仕事量を減らして活動するが、
59年に離婚してから本格的に女優として復帰。
また、日航のスチュワーデスだった経験を活かし、
60年から接客マナーのインストラクターも務めた。
(「テレビ・タレント人名事典 第5版」日外アソシエーツ)
川合伸旺(のぶお)
川合伸旺
俳優、声優/
悪代官や悪の親玉役等で有名。
また、ポール・ニューマンやマーロン・ブランドの吹き替えも担当した。
悪代官 川合伸旺オフィシャルホームページ
市川段四郎(4代目)
市川段四郎(4代目)
歌舞伎俳優/市川猿之助(3代目)の弟/
妻・延子(昭和49年結婚)は、京都の友禅図案家・加藤庸三の長女で、
日本舞踊・坂東流の名取。
四代目市川段四郎
市川猿之助(4代目)
[市川亀治郎(2代目)]
市川猿之助(4代目)
歌舞伎俳優/前名・2代目市川亀治郎/本名・喜熨斗孝彦/
平成24年6月、4代目市川猿之助を襲名。
四代目市川猿之助
市川猿之助(4代目)[市川亀治郎] テレビドラマ相関図
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NHK大河ドラマ 風林火山 総集編
藤間紫
藤間紫
女優、日本舞踊家、紫派藤間流家元/
昭和19年藤間勘十郎と結婚。
61年、夫や娘(7代目宗家)との間で離婚・財産問題でもめ、
“藤間流スキャンダル”としてマスコミをにぎわせた。
平成12年市川猿之助と再婚。
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中村東蔵(6代目) 歌舞伎俳優/藤間紫の弟/6代目中村歌右衛門の芸養子/
六代目中村東蔵
梨園(中村歌右衛門)関連系図
河野勝斎 日本医科大学学長(昭和35年2月~37年9月)、医師
藤間勘十郎(6代目)
藤間勘十郎(6代目)
日本舞踊家、藤間流別家(茅場町家)家元
相生太夫(2代目) 義太夫/本名・三輪平太/喜熨斗古登子の前夫/京都出身
赤倉辰子の父。
赤倉辰子 喜熨斗古登の前夫・相生太夫との間の長女/跡見女学校卒/
母・古登のお腹にいる時、両親は離婚。古登の実家で生まれた。
その後、古登は喜熨斗亀治郎(2代目市川段四郎)と再婚/
赤倉家養女。養父は赤倉鉄之助(古登のきょうだい?)
※「人事興信録/昭和36年」には、「赤倉武」という人物が載っている。
「明治大学政治経済学部教授。鉄之助次男。従兄・市川猿之助」
となっている。当時の猿之助は2代目/
古登が援助していた医学生・喜久雄と結婚(古登が決めた結婚であった)。
赤倉喜久雄 医師/十全堂医院を妻・辰子と浅草に開業・経営/赤倉家婿養子
赤倉一郎 国立栃木病院長、慶大医学部外科教授/喜久雄長男/
慶大医学部卒/
長女・節子(日本女子大英文科卒)の夫は小林慶二(整形外科医/慶大医学部卒)
amazon赤倉一郎
飯田茂 西川産業常務/慶大法科卒/妻・秀子は赤倉喜久雄二女
清水清秋 東京テアトル社長/慶大経済学部卒/
妻・安子は赤倉喜久雄三女/養妹は女優・高杉早苗(清水弘子)/
長女・玲子の夫は関家臣二(ディスコ副社長を経て副会長)。孫は関家一馬(現・ディスコ社長)/
昭和21年6月東京テアトル設立と同時に取締役に選ばれ、22年3月常務、のち専務。
45年9月副社長、52年3月社長に就任。
(肩書き・役職の「元・前」は基本的に省略|人物解説リンク:コトバンク/amazon[名前で検索])





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●参考文献
日本の有名一族―近代エスタブリッシュメントの系図集」小谷野敦
テレビ・タレント人名事典 第6版」日外アソシエーツ
テレビ・タレント人名事典 第5版」日外アソシエーツ
「芸能人物事典 明治大正昭和」日外アソシエーツ
歌舞伎人名事典」野島寿三郎/編 日外アソシエーツ
「週刊現代」
「週刊新潮」 [結婚]
「週刊新潮」1995年12/14号[墓碑銘/市川猿之助・段四郎兄弟が語る「母・高杉早苗」]
人事興信録


●参考HP
歌舞伎俳優名鑑

●参考TV
「ファミリーヒストリー/市川猿之助~歌舞伎を支えた女たち~」(NHK|2012年11/5放送)